ナンデモ記録帳

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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第50話『彼等の居場所』

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第50話『彼等の居場所』

オルフェンズ終わってしまいました。

……まあ、なんというか「命の糧は戦場にある」ということを体現したのでしょうか。ミカも昭弘も、カッコよかったです。
AパートとBパートごとに感想を語りたいと思います。

Aパート

最初のミカの暴れっぷりを観ていたら、このまま全てのギャラホを打ち負かしてしまうのでは? とも思うほど強かったですね。
そして、ミカと昭弘。
一期でシノが流星号に乗るまで、この二人がモビルスーツに乗り、戦っていました。
阿頼耶識の施術回数が他より多い二人。
鉄華団の戦力のNo.1、2という感じですかね。
バルバトスもグシオンもメチャクチャ、カッコいい。
やはりオルフェンズは地上戦の武器をガチャンガチャンぶつけるのが醍醐味だと思います。

そして、欠かせないのがイオク様。
また何かやらかすのだろうと思いましたが、グレイズに乗って念願のナイトブレードを使っての戦闘。
でも昭弘がラフタのため、名瀬を殺し、タービンズを追い詰めたイオク様を潰してくれたのはよかった(?)のですかね。
まあ、ヘイトを集めたであろうイオク様の終わりとしては及第点だったと思います。
フルシティのニッパーは最初「ふざけてるのかな? ビルドファイターズかよ」と思っていたのですが、なかなかの処刑道具でした。

バルバトスも悪魔、獣の暴れ様はガンダムではないな、と感じました。
ガンダムにしては珍しく、ラスボスのMSがいないことにビックリです。

Bパート
おそらく4~5年後(暁の年齢的に)の時代へと移り、「その後」が描かれましたね。
マッキーの理想はラスタルの手によって叶えられた、ということらしいのですが、皮肉ですね。
ラスタルという人間はどこまで先を見通していたのか。でも、そのラスタルをビビらせたシノは流石でしたね。
クーデリアも理想だけでなく、実行出来るようになり、武力だけが、力ではないなということを示してくれたなぁ、と思います。

そして、ミカとアトラの息子、「暁」。
三日月=夜から、 暁=夜明け プラス、似た音ということで、なかなか良い名前だと思います。
AGEのときもそうでしたが、髪色は母親譲りなんですね。
暁が三人のブレスレットをしていたのはミカとアトラの間に出来た子供だけど、ミカとアトラとクーデリアが親なんだな、と感じました。

その他にもBパートはいろいろと細かいところにいろいろ詰まっていて、何度も見直したくなります。
たとえば、ライドが赤いスカーフをしていたのは、やはり一期のオルガの衣装からの引用でしょう。
また、親っさんの会社のカッパサファクトリーのトレードマークが流星号の目のマークだったり。
あと、ザックとデインが写ったシーンの左側のデスクにハロらしきものがあったのは、思わずニヤリとしてしまいました。

私、個人の意見としてはアルミリアのその後を描いて欲しかったですね。

まあハッピーエンドといえば、ハッピーエンドでしょうし、私としては悪くない終わりだと思います。
ただ、ライドの動きなど少々説明不足なところもあると感じたので、モビルスーツがガシガシ闘う話じゃなくてもいいので、そこら辺を小説などにしてほしいなと思いました。

本当に鉄血のオルフェンズは面白かった。
ありがとうございました!