ナンデモ記録帳

アニメ、ホビーを中心にレビューを書きます。

「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」

TV放送版24話「最後のシ者」から続くもう一つの25話、26話の「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Airまごころを、君に」の感想を。

「気持ち悪い」

最後のアスカのセリフにもありますが、気持ち悪いなと思いました。
先に言っておきますが、ネガティブでつまらないという意味ではなく、気持ち悪いからこそ、この結末が面白いのだと感じます。

リボルテックヤマグチ No.118 エヴァンゲリオン量産機 (完全版)

リボルテックヤマグチ No.118 エヴァンゲリオン量産機 (完全版)

リボルテックヤマグチ No.27 劇場版/エヴァンゲリオン弐号機

リボルテックヤマグチ No.27 劇場版/エヴァンゲリオン弐号機

25話「Air
なんやかんやで、復活したアスカが暴れまくる、という戦闘シーンは観ていてなかなか痛快でした。
ロボットでも、等身大の人間でもない、独特のアクションシーンには惹き付けられるものがあります。
後半では苦戦し戦えなくアスカですが、改めて強かったんだなということが伝わるシーンだったと思います。
あと使徒に対して守りが固かったネルフ本部が、人間の手に掛かればあんなにも容易に破られるというのは、対人組織ではないからだろうなと観ていて思いました。

26話 「まごころを君に
意味がわかない。
私は「人類補完計画」について、ATフィールド(他人との境界線?)を無くし、人類が一つになる……という風に受け取ったのだけど、合っているのかわかりません。
グロテスクな描写もそうですが、この「わからない」という感覚が気持ち悪さにつながつていると感じました。

TV版の最終回が「ぽかーん」としたわからなさなら、旧劇場版の最終回は「もやっ」としたわからなさでした。

私はどちらかといえば、新劇場からエヴァを観ているので「ああ、なるほどこれだけの衝撃や魅力があるからこそ、人気なんだ」ということを再発見できました。

もう一度、新劇場ヱヴァンゲリヲンも観たいな、と思いました!
最新作も早く公開されることを、私も願っています!